USJ ヤフオクなどで転売されたチケットを無効化！

記事投稿日：　2015年10月17日

USJは、2015年11月1日からヤフオクなどのオークションや、インターネットで不正に転売されたチケットのQRコードを無効にする旨の発表をしました。対象のチケットは、入場チケットだけではなくエクスプレスパスを含む全券種が対象です。

オークションサイトなどで購入したチケットを持っている方は、入園ゲートやアトラクションの入り口などQRコードチェックの際に止められてしまう可能性があります。

転売チケットの無効化は11月からですが、これはあくまで無効対象のQRコードのチェックがパーク入園時、アトラクション利用時に開始される日であり、無効にされるチケットは11月以前に転売されたものも対象になります。

そもそもインターネットオークションを利用した転売は、以前から禁止されていたのですが、特に公式サイトなどで記載されているだけでチェック体制などは整っていませんでした。

しかし、業者が転売目的でチケットを大量購入し買い占め、オークションなどで高額で売買され続けていました。その為、本来、USJを楽しみたい正規の人達がチケットを買えない、もしくは不正に転売された高額なチケットを購入するといったことになっていました。

そのため、今回の転売チケットの無効化が開始されることになりました。

先日、ディズニーがディズニーホテルの予約で前金を取る制度を開始しましたが、これも不正に予約を大量に取る人を防止するためですね。

では、実際にチケットのQRコードを無効にするにあたり、どのようにそのチケットが転売されたものかどうかを判断されるのでしょうか？

現時点では数十人態勢の専門チームを用意し、1人の人が数十枚、数百枚といったチケットの大量購入していないか？ネット上での売買の状況など不正な動きを監視するようです。

当然、これまで不正購入していた人もまとめ買いを辞め、何らかの方法で数枚単位で購入したり、ネット上の売買の際に情報を伏せたりといったイタチごっこになる可能性があります。

しかし、少なくともチケットの無効化を恐れ購入する人は減るように思います。高額に転売されたチケットを買ってまで無効になるリスクを犯したくないですよね。

結果的に、転売されたチケットは高額では売れなくなり、値を下げなければならなくなります。そして、利益薄もしくは、在庫で赤字になってくるため、チケットを買い占め転売する悪徳業者も減ってくるのではないかと思っています。

個人友人レベルの売買は防ぎようが無いように思いますが、これまでのように発売同時にチケットが売り切れ、買えないといった状況が改善されることを期待しています。