ディズニーランドのハロウィーンの仮想期間について

毎年ディズニーハロウィーン仮装に参加している者です。（所謂ガチ仮装です笑）

ディズニーは年パスを持っているので普段から通っていますが、仮装期間中は、良くも悪くも異様な熱気と、非現実な雰囲気です。ハロウィーンは一番人気といえるイベントなのと、行楽シーズンも重なり、観光客、修学旅行生、まだ夏休み中の大学生など、仮装抜きにしても人が凄まじいです。

９月、１０月ともに週末は毎週のように入場制限がかかりますし、仮装者は前売り券や宿泊予約をして訪れるので、去年も台風が直撃しましたが、それでも大大混雑という有り様です。９月頭は気温35度前後の灼熱地獄なので、お子さまは熱中症が心配です。もし行くのであれば暑さ対策は万全に。

仮装期間中は異様と申しましたが、デメリットから言うと、ハロウィーンで浮かれて悪ノリする学生が増えたり、違反仮装（禁止されているディズニーに無関係のアニメのコスプレや、ルール違反の露出が激しい下品なコスプレなど）は見るのも不愉快になりますし、長時間場所を占拠する撮影集団などの迷惑行為もあります。

パーク運営キャストはキャストの制服（仮装禁止）を着ており、一般ゲストと混同されることは無いです。

プリンセスなどのキャラクターは、本物そっくりなドレスを着ている仮装者がいるものの、キャラクターは西洋人なので、大人なら容易に区別がつきます。余談ですが、私がオーロラ姫の仮装をした際に、見知らぬおばあ様から、すぐ近くにいたパークの本物オーロラ姫より「あなたと写真撮りたいわ」と言われて感激した経験があります(笑)

悪いことばかり先に申しましたが、私自身はハロウィーン仮装が本当に毎年楽しみで大好きです。他の方も仰っているように、本物あるいはそれ以上のハイクオリティのプリンセス仮装は、見ているだけでも溜め息ものです。プリンセスが集結したシンデレラ城は本物に舞踏会のようで、ハロウィーン以外ではあり得ない光景です。普段お互い話しかける事のない他人同士も、仮装をきっかけに仲良くなったりできるのも魅力です。

自分の好きなディズニーキャラの衣装でディズニーに行けるというのは最高の記念になりますし、仮装をしなくても一緒に写真を撮ってもらったりするだけでも楽しいですよ。

仮装に興味がなければ、ひたすらアトラクション巡りをしていれば、それほど仮装者に遭遇しません。仮装者はあまりアトラクションには乗らないので。始めてのディズニーが仮装日なのは刺激が強いかも知れませんが、逆にすごくディズニー大好きになってくれるかも知れませんよ！

キャッスルフォアコートのみ異様（笑）な状態の場合があります。大量のプリンセスやディズニーキャラの撮影会…

それ以外は、むしろ「ガチの仮装組」によってパーク内が華やかになる印象をもっています。キャストとゲストが曖昧になるというよりは「まぁ、こんな感じに仮装ができるのですね」という感心する方が強いかもしれません。

仮装ルールを無視したような服装が少なからずパーク内に存在しますが、その手のゲストの方が、見ごたえがあったりして悩ましいのですが「ハロウィン」「仮装」と純粋に考えれば、必ずしも“異様”とか“残念”の類な雰囲気とは程遠いと思います。

それよりも、全身仮装解禁日は平日であっても混雑必至なので、むしろそのことにゲンナリしてしまうのではないと思います。